デザイナーズ診察券:診察券のデザインと印刷

クリニックのEメール

インターネットの普及にともない、現在ではEメール(E-Mail)を使った連絡のやり取りが電話を凌ぐ勢いで一般的なものになっています。総務省の調べでは2016年のインターネット利用者数は1億84万人(日本の人口を上回るという奇妙な数字になっていますが…)ビジネスシーンではコニュニケーションのほとんどをEメールで行う分野も増えています。書類の送付、意思の確認、複数人への連絡、友人とのやり取り。とにかくEメールがないと機能しない世の中であることは間違いない今日です。

本サービス【デザイナーズ診察券】も、お客さまとのやり取りにEメールを利用していますが、クリニックのEメールについて「知っておいてよかった」ということもありますので、ここに紹介させていただきます。

Eメールの仕組みを理解する

Eメールはどういう仕組みで送受信されるのか?正直それは知っていても知らなくても、どっちでもいいことですが、大まかに理解しておくとスッキリするので簡単な図で紹介させてください。

Eメールの仕組み

Eメールを送信する側と受信する側では、それぞれサーバーが関与しています。サーバーについては「大きなコンピューター」だと思ってください。送信者が自分が使っている「サーバーA」へEメールを送信すると、受信者が使っている「サーバーB」へ転送され、そこから受信者の元にEメールが届きます。Eメールの仲介をするサーバーは、OCNやNUROなどのプロバイダー、docomoやauといったケータイ会社、ロリポップやお名前.comといったレンタルサーバーサービスが所有していて、それらと契約することでインターネットやEメールを利用することができます。

Eメールを送受信する方法は2タイプ

Eメールを送受信する方法は大きく分けて2種類あります。

Eメールを送受信する方法

  1. メールソフトを使って送受信する
  2. ブラウザを使って送受信する

【1】は、パソコンに附属するメールソフトを使って送受信する方法です。スマホでも同じですが、windowsなら「Outlook」macなら「メール」といったソフトが付いてきますが、それらを使ってメールを送受信します。(少しややこしいのですが、ソフトのことをアプリケーションと言ったり、メールクライアントと言ったりもします。)送受信したメールの内容は、パソコンやスマホの中に保存されます。

【2】は、パソコンの中にあるメールソフトは使わず、ブラウザを使って送受信する方法です。ブラウザとはインターネットを見るためのソフト、Internet ExplorerやSafariといったソフトになります。パソコンの中にあるメールソフトは使いませんが、代わりにGoogleやYahooといったサービス(無料)を利用することになります。送受信したメールの内容は、パソコンやスマホの中に保存されず、利用するサービス(GoogleやYahoo)のサーバーの中に保存され、それをブラウザを介して確認することになります。

【1】でも【2】でも、同じようにEメールを送受信できますが、【1】の場合は、とてもデメリットが大きいことを知っておきましょう。1番のデメリットはパソコンやスマホに受信したデータがどんどん溜まっていくことです。写真や書類が添付されたEメールが何年も蓄積したらハードディスクの容量を圧迫することになり、パソコンの動きが悪くなったり、思わぬトラブルの原因になります。万が一パソコンが壊れてしまったときには、大切なEメールの内容が消えてしまうことも…。コンピューターに保存される容量は、少なければ少ないほど故障のリスクを少なくすることができます。空き容量が30GBあるからと言って、あと30GB使っていいということではありません。

スマホでEメールチェック

スマホについても同じことが言えます。写真や動画といった容量の大きいファイルに加えEメールのデータまで蓄積されたら、あっという間に空き容量を失ってしまいます。また、盗難・紛失と悲しい出来事があると、保存されたデータを悪用されたり、得意先や友人にまで迷惑をかけることになります。パソコンでもスマホでも、コンピューターの中身は、なるべく「すっからかん」の方が安全なのです。

Eメールのドメインは3タイプ

Eメールのドメイン

ドメインって何?という方もいるかもしれませんが、Eメールアドレスの@(アットマーク)以降の文字列だと考えてください。Eメールが「info@●●●.com」なら「●●●.com」がドメインです。ドメインの種類を大きく分けると次の通りです。

“Eメールのドメインは3タイプ"/

  1. キャリアのドメイン
  2. フリーのドメイン
  3. 独自ドメイン

【1】は、ケータイキャリアのドメイン(docomoやsoftbankのケータイ(スマホ)を契約すると使えるドメイン)やプロバイダ(OCNやケーブルテレビといったプロバイダと契約すると使えるドメイン)のことになります。@以降が「@docomo.ne.jp」という具合にケータイ会社やプロバイダ会社の名前が入ります。【デザイナーズ診察券】のお客さまの中にもケータイキャリアのEメールアドレスを使われている方が多いのですが、ケータイキャリアのドメインは、初期設定でケータイ以外からの受信を拒否したり、添付ファイルの制限があったりと、スムーズにやり取りを行えないリスクがあります。

【2】は、GoogleやYahooといった無料サービスのドメインです。@以降が「@gmail.com」という具合にサービスの名前が入ります。クリニックで使われているアドレスでは、最も多いドメインかもしれません。ブラウザを使って送受信するので、アカウントとパスワードさえ憶えておけばパソコンやスマホに複雑な設定をする手間がないので、買い替え、紛失、故障といったときに困ることがありません。旅先のインターネットカフェでEメールを確認するのもスムーズです。

【3】は、クリニック独自のドメインになります。「info@●●●.com」という具合に、@以降にクリニックのドメインが入ります。WEB(ホームページ)をお持ちのクリニックであれば、既に持っているドメインと考えてください。独自ドメインの取得と維持には費用がかかります。しかし、事業を営む上でWEBやパンフレットを持っていることと同じように、独自ドメインのEメールは信頼性を高めるものになるので、特別な理由がない限りクリニックのEメールは【3】の独自ドメインのEメールを使った方がいいでしょう。

最適なクリニックのEメールは?

Eメールをメールソフトを使って送受信していると、パソコンやスマホの故障時に大切なデータを失ってしまう。Eメールアドレスは「独自ドメイン」を使った方がいい。ということでお薦めしたいのは「独自ドメインのEメールをgmailで送受信する」という方法です。

“独自ドメインのEメールをgmailで送受信する"/
 
独自ドメイン(●●●.com)のEメールは、運用するためにサーバーを契約することになりますが、送られてくるEメールを任意のgmailアカウントへ転送する設定をしておきます。gmail側ではサーバーの情報を入れてサーバー経由で送信する設定をします。これで、オフィスでも自宅でもgmailにログインすることで、独自ドメインのEメールを送受信することができるようになります。送受信したEメールのデータは、googleのサーバーに保存されることになります。

gmailはビジネスシーンで利用者が急増しているサービスです。ビジネスではケータイキャリアやフリーメールのアドレスを使うことは信頼性を失うことになるので、gmailで送受信するけれどgmailアドレスは使わず、独自ドメインをgmailで送受信するという方法を取っている人が大多数だと思われます。パソコンも数年使っていると調子が悪くなったりするものです。ふとした時に数年前のEメールのやり取りを調べたくても、パソコンを買い替えた後では昔のデータが残っていない、なんてこともあります。gmailで送受信していればパソコンやスマホを買い替えても、データが端末ではなくgoogleのサーバーに残っているので、いつでも過去のやり取りを参照できます。パソコンやスマホの買い替えでの煩わしいメール設定も不要です。僕も数年前からgmailで独自ドメインを送受信していますが、業務効率がかなり向上しました。

WEB(ホームページ)で既に独自ドメインを持っているのに、なぜかEメールはキャリアやフリーのものを使っている。そんなのもったいないですよね?gmailで独自ドメインを送受信する。ぜひ、お薦めします!

安心感の生まれる背景

他国に比べて日本では「安心感」が非常に高いプライオリティを持っています。何かを購入するとき、サービスを申し込むときに、私たちは無意識に「安心」という基準で物事を判断しています。例えばスーパーで買いものをするときも、商品の陳列がきれいだとか、ラップで包まれていて清潔だとか、店員の説明が丁寧だとか、自分が安心できるかどうかで買いものかごに入れるかを決めていると思います。腐っているかもしれない…、そういう不安要素がありながら食べものを口に入れる人はいませんよね。

デザイナーズ診察券をご注文される際に、注文理由について簡単なアンケートとらせていただいています。デザイナーズ診察券を選んだ理由のトップはもちろん「デザイン」ですが「安心感」を非常に多くの方が選択されています。私たちが知らず知らずのうちに持っている「安心感」に対する価値観の証明と言えるのではないでしょうか?

よく安心と安全は違うと言われます。「安全」は何かしらの機関が決めた基準をクリアしていることで、それに対し「安心」は個々に持つ印象で実はふわふわとして実態のわかりにくいものです。しかし、人が安心感を得るためには、いくつかの条件がきちんとあって、それらを意識することで利用者に「安心」を訴求することができます。では、安心感の生まれる背景は何なのか?そのヒントを紹介させていただきます。

ブランディングの基本

広告業界と関係ない方でも、最近はよく「ブランディング」という言葉を耳にすると思います。ブランディングは、企業が提供する商品やサービスが利用者にとってどんな価値を持つのか、またそれをどうやってアピールしていくか、というマーケティング戦略です。耳慣れない方には難しく聞こえますが、利用者の信頼を築くための足がかりと考えていいと思います。デザイナーズ診察券を運営しているデザインウルフでは、事業の大小を問わず「ブランディングから考えてほしい」とうご依頼をいただいています。ブランディングを構築するには、いくつかの要素が必要になりますが、既にスタートしている事業の場合、その中心は「整理と整合性」になります。整理とは、以下のようなことです。

なんだか部屋を片付けるみたいな話ですが、実際そういうことなのです。自宅のリビングや書斎と一緒で、忙しく毎日を送っているとよくわからないもので溢れてきます。面倒だけれど、時々は整理しないと。それがまさに「ブランドの再構築」という行為です。整理が一段落したら、次に整合性を考えます。

同じブランドで「子供向けに特化してます」「大人向けに特化してます」ということを言っていたら、矛盾していることになりますね。矛盾したことを言っている人は信用されませんよね。事業はブランドも同じです。提供しているサービス、表現されるデザインに整合性がなければ、安心感を得ることはできません。

規模の小さいクリニックの運営とブランディングは、あまり関係がないと思われがちですが、利用者に安心感を持ってもらう必要があるのは間違いありません。自分の健康を預けるとなれば、なおのこと。自身のクリニックについて「整理」と「整合性」に気をつけることは、利用者に安心感を持ってもらう足がかりになります。

何気ない矛盾が安心感の敵

WEBやパンフレット、診察券のデザインにも「整合性」が求められます。例えばクリニックのロゴ。安心感を得るためにはクリニックの価値とロゴのデザインにも、もちろん整合性が求められます。「アットホームで家族感溢れるクリニックですよ」と言っておきながら、クリニックのロゴが男らしい筆文字のロゴだったら大きな矛盾です。店舗の看板とWEBに使われているロゴがまったく違うものだったら、整合性が取れていないばかりか、利用者にとって非常に不親切な結果となります。カラーリングも同じです。WEBでは緑色、診察券は茶色、クリニックの内装はピンク色では、整合性も何もありません。

表と裏がある人は好かれません。いつでもどこでも、同じスタンスで同じことを話せる人には「安心感」を持つことができますよね。

ロゴの整合性

わかりやすさが安心感の源

安心感を得るためには、ある程度「わかりやすい」ことも大切です。人は「何だかわかりにくいなぁ」という印象を持ってしまうと踏み込めないものです。わかりにくいものは、なぜわかりにくいのでしょうか?それは発信側に「わかりやすくしよう」という気持ちがないからです。美味しいものを食べてもらおう。そういう気持ちの料理人がいないお店の料理はまずい。それと同じです。

わかりやすさを持つことは、あまりハードルが高くありません。他では持っていない特別な価値を持つことと比べたら遥かにハードルが低く、誰でもできることです。診療時間をシンプルにしたり、看板やWEBや診察券を同じカラーリングにしたり、そんなに難しいことではありません。大切なのは利用者の気持ちを想像することです。

整理された診察券で安心感アップ

診察券という小さなメディアも、利用者から安心感を得るツールのひとつです。ロゴやカラーリングに矛盾がないこと、クリニックの情報がわかりやすいこと。そういった点を気をつけていれば、不安感を持たれることなくクリニックの安心感を訴求することができます。ごちゃごちゃしたものでなく、シンプルであることも重要です。表面にクリニック名とデザイン要素、裏面には受付時間や休診日の文字情報と、シンプルにまとめることで整理された診察券になります。

整理された診察券

クリニックによっては、保険種別を入れたい、初診日記入欄を入れたい、QRコードを入れたい、といったご希望があり、診察券の表裏にどうやって整理したらいいかわからないという方もいると思います。そういう場合には、デザイナーがバランスを考えて整理させていただいています。スペースに入る、入らない、こう整理した方がわかりやすい、といったことも提案していますので「安心」してご利用ください。

ペットカード徹底検証!

最近、デザイナーズ診察券でも注文の多い「ペット(PET)カード」。poly-ethylene-terephthalateを略してPET(ペット)と呼んでいますが、服などに使われているポリエステルで製造されたカードになります。ペットカードの特長は、薄い、軽い、丈夫。その魅力をここで検証してみたいと思います。

ペットカードの印刷品質は?

オンデマンド印刷

デザイナーズ診察券で提供しているペットカードは、オンデマンド印刷(参照:オンデマンド印刷)でデザインを印刷しています。現在印刷のスタンダードはオフセット印刷ですが、オンデマンド印刷は100枚〜500枚といった小ロットの印刷を低コストで実現することができるため、近年需要が高まっている印刷技術です。オンデマンド印刷はオフセット印刷と同じく。色や階調を、網点(あみてん)と呼ばれるドットで表現します。例えば、一見グレーに見える文字も、写真に撮って拡大してみると「黒」のドットで表現されているのがわかります。ドットの密度が高くなるほど濃くなり、密度が低くなると薄くなる。そのようにして写真やイラスト、細かなグラデーションを表現しているのです。

オンデマンド印刷の網点

同じオンデマンド印刷でも、品質は一定ではありません。オフセット印刷が印刷機の精度によって印刷の品質が異なるように、オンデマンド印刷でもどのような印刷機で印刷されるかによって、発色、シャープネス、階調など、印刷のクォリティが違ってきます。低価格な印刷機で印刷されたオンデマンド印刷は、プロが見ると非常に粗悪な代物です。低価格な印刷機で印刷するので、もちろん低価格で提供できるでしょう。しかし、あまりにも品質が悪い印刷では、本来の役割を果たせないかもしれません。

デザイナーズ診察券でご提供しているペットカードは、オンデマンド印刷の中でも高品質な印刷を実現しています。やわらかいグラデーションもしっかりと表現できる再現性。同じ色を再現できる安定性。自信を持って提供している印刷品質です。

やわらかいグラデーションもしっかりと表現できる再現性

裏面の印刷も非常にシャープです。

“裏面の印刷"/

ペットカードを提供している会社は多くあり、デザイナーズ診察券の提供価格は「激安」ではありませんが、クリニックや店舗の「イメージ向上」を目的にデザインやカードの仕様を考えているため、印刷の品質にはとても重点を置いていいるのです。

印刷の品質

ペットカードの厚さは?

超薄型のペットカード

クレジットカードや交通機関のカード、紙幣に小銭にポイントカードの山。私たちの財布はどうにもこうにも「パンパン」です。それに対し、ペットカードの厚さは僅か0.25mm。ペットカードは超薄型なのでギュウギュウに詰まった財布に入れても邪魔にないスマートさは、使う人の利便性を考えたカード仕様と言えます。

0.5mmのプラスチックカードと比較してみましょう。

プラスチックカードとの比較

同じ枚数のプラスチックカードに対し、ペットカードは半分ほどの厚さであることが写真で確認できます。本当に薄い!それがペットカードの最も優れた特長です。

ペットカードの耐久性は?

ペットカードの耐久性

超薄型のペットカードですが、その耐久性は?薄型なのはいいけど、すぐ汚れたりフニャフニャになっちゃうのかな…。そんな不安は不要です。ペットカードはポリエステルを原料としたカードなので、とても耐久性に優れています。

ペットカードをちぎれるか?

試しに思いっきり力を入れて破ろうとしても、ペットカードは破れません。しわくしゃになるだけで、決して破れない。紙製とは明らかに違うペットカードの耐久性です。

“ハサミで切れるペットカード"/

ちなみに、ハサミを使えば簡単に切断することはできます。手では破くことができないけれど、処分する際に個人情報を守るために切り刻むことが簡単にできる。厚みのあるプラスチック製のカードとは違う特徴です。

”ケチャップで汚れたペットカード"/

汚れに強い、というのもペットカードの強みです。例えば、上の写真のようにケチャップをかけてみる。普通の紙だったら、どんなに拭いてもケチャップの後が残ってしまいます。ペットカードの場合は、まったく問題なし。汚れたついても拭いたり洗ったりすれば、元通りの綺麗な状態になります。ちなみに、このケチャップだらけの診察券をウエットティッシュで拭いたものが、このページの一番上の写真です。

洗ったりできるのだから、もちろん耐水性に優れています。たっぷり水がはいったグラスに入れても問題なし。

水の入ったグラスに入れたペットカード

濡れた手で触る、雨に濡れる、濡れた傘と一緒にしまっていて湿る、飲み物をこぼして濡れる…。そういった水回りのアクシデントに強力な耐久性を発揮するのがペットカードです。

水を弾くペットカード

しばらくグラスの水に浸していた診察券もこの通り。しっかり水を弾いていますね。

ペットカードへの記入は?

診察券では、患者さんの氏名、整理番号、保険の種類、予約日と時間などを書き込むことになります。ペットカードの場合、表裏ともに同じ素材なので表面も裏面も記入感は同じです。

↓ 油性ペンでの記入サンプルです。

油性ペンでペットカードに記入

↓ 油性ボールペンでの記入サンプルです。

油性ボールペンでペットカードに記入

↓ 鉛筆での記入サンプルです。

鉛筆ペンでペットカードに記入

鉛筆で記入した場合は、書いた文字を消しゴムで消すことができます。ただし、鉛筆で書いた文字は指でこすると汚れてしまうので、あまりお薦めできません。ペットカードへの記入は、油性ペンか油性ボールペンの使用をお薦めします。どちらも書き心地は非常に滑らかです。記入のしやすさは、実物でテストするのが一番です。デザイナーズ診察券で無料サンプルを用意しているので、サンプルを請求して実際のカードに書き込んで記入感を確かめてみましょう。

ペットカードの料金は?

気になる料金を検証してみます。まずはペットカードの料金から。デザイナーズ診察券で診察券をつくる場合、豊富なデザインサンプルから選べるデザイン、それをベースにしたアレンジも料金に含まれています。別途デザイン事務所にデザインを依頼する費用は不要です。(表示の料金は税別 2017年12月現在)

枚数 初回注文 リピート注文
100 ¥16,000 → 10%OFF¥14,400
200 ¥21,000 → 10%OFF¥18,900
300 ¥27,000 → 10%OFF¥24,300
500 ¥38,000 → 10%OFF¥34,200
700 ¥49,000 → 10%OFF¥44,100
1,000 ¥65,000 → 10%OFF¥58,500
1,500 ¥83,000 → 10%OFF¥74,700
2,000 ¥100,000 → 10%OFF¥90,000
3,000 ¥136,000 → 10%OFF¥122,400
5,000 ¥206,000 → 10%OFF¥185,400
10,000 ¥382,000 → 10%OFF¥343,800

1回注文したものに変更を加えずに再注文する場合(変更なしのリピート注文)は、初回注文の10%OFFの料金になっています。次に他のカードとの比較です。プラスチックカード0.5mm、0.3mm、ペーパーカードとの比較をクラブにまとめました。

料金の比較表とグラフ

各枚数での料金はプラスチックカード0.3mmと同等ですが、500枚以下ならペットカードの方が安いことがわかります。そして2,000枚、3,000枚と枚数が増えることでプラスチックカード0.3mmとの料金の差が少なくなるので、スマートさと耐久性を条件に診察券を選ぶ方は、プラスチックカード0.3mmとペットカードの2つを検討してみてはいかがでしょうか?

形容詞のつく診察券

デザイナーズ診察券では実にたくさんのデザインをご用意しています。かわいいもの、カラフルなもの、シャープなもの。様々なデザインはテイストこそ違えど、いくつかのデザインコンセプトのもとにデザインされています。最も重要視しているのは印象的(インパクトがある)こと。人の記憶に残らないものでは意味がありません。そしてそれがポジティブな印象につながるかどうか。デザイナーズ診察券のデザインが他の会社で提供しているデザインとひと味違うのは、そのようなコンセプトがあるからです。

形容詞がつけられるのは いいデザイン

いいデザインかどうか?の基準のひとつとして「形容詞がつくかどうか」というのがあります。そのデザインを説明する言葉がすぐに思い浮かぶかどうか。その言葉が明確であればあるほど、記憶に残しやすくなります。記憶に残りやすいデザインなら、いいデザインと言っていいのではないでしょうか。

“黄色の診察券"/

上の画像は、デザイナーズ診察券のデザインのひとつです。広い面積に黄色が配色されただけの、ビックリするくらいシンプルなデザイン。デザインについて理解が深くないと絶対につくれないデザインです。このデザインを人に伝えるとき、誰もが「黄色の診察券」と説明すると思います。黄色の…と具体的な形容詞で説明できる。これが形容詞のつくデザインです。

“青空の診察券"/

上の診察券の場合「青空の診察券」または「空の写真の診察券」といった形容詞がつきます。これもまた、人の記憶に残りやすいデザインと言えます。

“動物病院の診察券"/

上の診察券の場合「黄色の診察券」または「犬の足跡の診察券」といった形容詞がつきます。配色をシンプルにしているために「黄色」という色と犬の足跡のマークが、明確な言葉として記憶に残るデザインです。

形容詞をつけられないデザイン

逆に具体的な形容詞がつけられないデザインというのもあります。具体的なものを描くのではなく、抽象的に表現されたデザインです。しかし、それらの中でも「女性的な」「シャープな」「モダンな」といった雰囲気を持っている場合には、抽象的ではあっても形容詞がつけられるデザインがあります。

クリニック名と電話番号と受付時間が、ただ単に事務的に並んだだけの味気ない診察券の場合には、形容詞をつけることができません。もちろん、情報が記載されている以上、診察券としての機能を果たすことになりますが、形容詞をつけられないデザインは、残念ながらいいデザインとは言えません。

デザインで将来を表現する

グラフィックデザインは診察券だけでなく、ポスター、映像、広告、カタログといった様々な分野で活躍するデザインです。グラフィックデザインの果たす役割は、視覚による情報伝達です。サービスの名称、印象、詳細を表示し、見る人が理解・行動する際に役に立つ情報を伝える役目を担っています。クリニックや店舗といった情報を発信する側とそれを受け取る側の「接点」となるため、事務的な情報を伝えるだけでなく、「意思」を表明する貴重なメディアでもあるのです。

デザインと時間軸

自分のクリニックにどんなデザインを選べばいいのか?何を選んだらいいのか、まったくわからない…。そういう方はきっと多いと思います。何をどう表現するか?それがデザインを選ぶ上で重要なポイントになりますが、時間を認識することでデザイン選びの基準が変わってきます。

時間には過去、現在、未来という3つに分けることができます。

例えば、「昨年行われたイベントレポート」というものをデザインするとき、当然デザインの時間軸は「過去」に重点が置かれます。過去に行われたものの詳細をデザインでまとめ上げることで、見る人に過去の情報を伝えることができます。診療時間や住所など現在有効な情報を伝えることは、デザインの時間軸は「現在」にあります。いますぐに行動する場合に、必要になる情報を伝える役割を担います。そして、注目してもらいたいのは「未来」の時間軸です。

デザインと未来、というとピンとこない方も多いかもしれません。しかし、デザインに未来という時間軸を意識することは、デザインを決定する上で切り離せない重要事項なのです。政治、飲食、工業、農業、商業…、あらゆる分野で未来を意識することが必須です。未来をイメージしない活動は存在しないからです。それと同じく、診察券をはじめとしたクリニックのデザインが利用者との接点になる以上、診察券のような小さなデザインにも「クリニックの未来」が込められている必要があります。

将来をイメージしてデザインを考える

服を買うとき

例えば服を着る、あるいは服を買うとき、何を基準に決めていますか?服を選ぶときにも自分を対象に時間という概念が存在しています。

いままで着たことがなかったけれど、たまにはショッキングピンクのニットでも買ってみようかしら。そう思ってレジへ向かうあなたは、「未来」に軸を置いて服を選んでいます。素敵な男性との交際がはじまって。会社を設立して社長になって。50代になって大人の装いになりたくて。理由は色々ですが未来の自分をイメージして服を選ぶことがあるでしょう。その心理は、現状からの変化、成長を望んでのこと思います。過去や現在を切り捨てる必要は決してありませんが、未来へ向かって自分が成長し成熟することは、周囲にいい影響を与えることになるので、未来を意識した様々な決定にはとても大きな意味があると思います。デザインを選ぶときにも、「過去〜現在のクリニックに合っている」というだけでなく「将来的にこういう雰囲気のクリニックになりたい」というイメージも含めて選んでみてはいかがでしょうか?

希望の将来をデザインで

グラフィックデザインのこれからの活躍の場として「未来」という時間軸が注目されています。展示会やイベントで発表されるものには、現在では開発中で翌年完成予定のものであったり、いままで存在しなかったものが展示されています。そういった近い将来に時間軸をおいたものを、上手に伝えることができるのもグラフィックデザインの特長です。

クリニックが新規開業するときには、もちろん過去の実績はありません。当然、デザインを選択する際の時間軸は「未来」に向いていることでしょう。3年後、10年後にどんな印象のクリニックにしたいか、そういったことを考えながらデザインを選ぶことになります。既に長年営んできたクリニックの場合でも、科目の増減や移転といったきっかけで「印象を変えたい」という時があると思います。その時には過去や現在だけでなく、未来を見据えた考え方が必要になります。

デザインには、希望する未来へ推し進める推進力があります。クリニックの診察券は、クリニックの利用者だけでなくクリニックのスタッフも毎日手にするアイテムです。繰り返し目で認識することでクリニックの印象は知らず知らずのうちに、デザインのもつ印象に定着されていきます。明るい服を着ることによって明るい気分になるように、デザインで描かれたその印象は、クリニックが目指す将来を照らす道標となって、想像以上の効果を上げてくれることでしょう。

デザインするデザインしない

様々なグラフィックデザインが世の中に溢れています。子供から大人まで、生活する環境を問わずほとんどの人がデザインに触れて日常生活を営んでいる現代です。グラフィックデザインは、印刷物やWEBで毎日のように目で見て手に取る身近な存在です。デザインというと特別なことをして生まれた特別なもののように思ってしまう人も多いと思いますが、それは大きな誤解です。このコラムでは「デザインしないデザイン」という角度から、デザインの一端をご紹介します。

何もしないという行動

私たちが何気なく行っている行動のなかで、あえて「しない」という行動があります。「する」という行動があるのと同時に「しない」という行動がある。言葉にすると妙な感じがしますが、それはとても自然なことなのです。例えば、スリムな体を求めて行うダイエット。ダイエットは食べることを控える、あるいは食べることを「しない」という行動です。休日にのんびりすることは何かを「しない」という行動で、仕事中に昼食をとるということは休憩をとって1時間ほど仕事を「しない」という行動です。「する」ことと「しない」ことは表裏一体で「しない」という選択には「する」ことを否定する大きな意味を持っています。これはデザインについても同じです。真っ白なスペースに何かしらのデザインをする、ということが意味を持つ行為なら、逆にデザインしないのもとても意味のある行為なのです。

空白をつくるデザイン

デザインしないデザイン

例えば上のようなシンプルなデザインの診察券があります。これは極端な例ですが、まさに「しない」を実践したデザインと言えます。真っ白なスペースにクリニック名があるだけのデザイン。なんだか物足りない…。そう感じる人もいるかもしれません。しかしこの診察券にはクリニック名以外に何も要素がないので、とてもクリニック名が際立っていて品のあるデザインに仕上がっています。

デザインしないデザイン

このデザインもとてもシンプルです。クリニック名の他には1本のラインがあるだけ。右側に余白があるので何かしら情報やマークを配置したくなってしまいますが、その欲望をぐっとこらえて何もレイアウトせずにシンプルに仕上げています。クリニック名とラインという2つの要素が、たっぷりとった余白と響き合い、独特のバランスをつくり出しています。

このようなデザインがとても品のいい印象を受けるのは、意図した空白につくり手の余裕を感じられること大きいでしょう。隙間があれば埋めてしまおう。そういうデザインでは、このような印象は実現できません。有名ブランドや企業など提供するサービスや商品に自信のあるところでは、このような顔つきのデザインが多くみられます。空白をつくるデザインには、空白にデザインを「しない」ことで、空白を含めた気持ちのいいバランスを考えてつくられた意図があり、それが見る人にポジティブな印象を与えることができます。

デザインは考え方と整理

余白を活かしたシンプルなデザイン。それは、あえてデザインを「しない」デザインです。そういったデザインで診察券をつくる場合には、情報をうまく整理することが大切です。診察券の場合は表面と裏面があるので、表面をシンプルにするためには、受付時間や電話番号といったクリニックの情報を裏面に上手に整理する必要があります。表面と裏面に無意味に情報が重複することなく、利用者が理解できるようきちんと情報を表記すること。そのために情報を精査して最低限の文字数にすること。そういった整理がデザインの役割です。

デザインの価値は独自性や複雑な造形にある。その考えは大きな誤解です。利便性を考えた必要な情報の精査、デザインをしないことで生まれる品格、そういったものの理解と取り組み方がデザインの価値を形成しています。

診察券のデザインは考え方と整理

抽象的なデザインの診察券

デザイナーズ診察券では、印象に残るデザインを追求してたくさんの診察券のデザインを制作しています。写真、イラスト、グラフィック…、様々な表現で豊富なデザインを取り揃えていますが、その中でも「抽象的なデザイン」についてご紹介します。

具象か?抽象か?

具象か?抽象か

具象的なデザインとは「花の写真」「キリンの絵」「子供のイラスト」「歯のマーク」など、表現されているものが具体的な言葉に形容できるデザインのことを言います。それに対して表現された形が具体的に何なのか不明瞭なデザインが「抽象的なデザイン」です。具象的なもの、抽象的なものは、それぞれにメリットとデメリットがあり、目的によって上手に使い分けていくことで、デザインを効果的に利用することができます。

診察券のデザインやカラーリングは、クリニックの個性や特性とリンクすることが大切です。クリニックのイメージキャラクターが「ひよこ」であれば、診察券にも具象的な「ひよこ」を印刷する。クリニックに具象的なシンボルがなければ、診察券は抽象的なデザインにする。といった具合です。

具象か?抽象か

抽象的なデザインのメリット

診察券に限らず抽象的なデザインの最大のメリットは「印象が具体的な形に限定されない」ということです。具体的な形がないので当然と言えば当然ですが、それを見る人は固定された名称ではなく「印象」で捉え記憶します。例を挙げる以下のようなものです。

このような「印象」は「情緒的情報」とも言われ、具体的な造形がないだけにクリニックのイメージをダイレクトに伝えることができます。ポスターやチラシでも同じですが、例えコピーやデザインが抽象的でわかりずらい場合でも、この情緒的情報は確実に発信されています。発信したい「印象」が伝わりやすい。それが抽象的なデザインの最も大きなメリットです。

抽象的なデザインの診察券

具象か?抽象か

デザイナーズ診察券では、抽象的なデザインの診察券を多数ご用意しています。クリニックに具体的な形のシンボルがない場合に、ぜひこちらを選択してください。

抽象的なデザインの診察券

クリニックのロゴ

デザイナーズ診察券では、クリニックのロゴを診察券にレイアウトすることができます。ロゴをレイアウトする作業は経験豊富なデザイナーが行います。ロゴを診察券に使う場合には、いくつか気をつけることがあるので簡単に紹介したいと思います。

ロゴの見え方を決めておく

クリニックのロゴには大きく3つのタイプがあると思います。ひとつはマークだけ、もうひとつはクリニック名がロゴになったもの、そしてマークとクリニック名をセットにしたロゴです。プロのデザイナーに依頼して制作したロゴから、院長先生がデザインしたものまでコンディションは色々あると思いますが、ロゴを使う際に最も注意しないといけないことは「見え方」の整合性です。

ロゴを使用するシーンは、看板、WEB、パンフレットなど。ロゴはクリニックのシンボルとして機能するデザインなので、ロゴを使用するサイズやメディア(紙や画面)は違っていても、同じ見え方をしている必要があります。なぜなら同じ見え方をしていることで、見る人が「同じクリニック」と認識することができるからです。看板では青、WEBでは黒、パンフレットでは白というロゴでは、利用者に対してあまりにも「不親切」ということになりますよね。

ロゴの見え方を統一する

診察券にロゴを配置する場合にも、看板やWEBと同じ見え方をしていることがベストです。デザイナーが制作したロゴの場合、あらゆる使用用途を考慮して、フルカラーや白抜き、1色使いのパターンが用意されていると思いますが、露出の多いものについては同じ見え方になるようコントロールしましょう。

ロゴを中心にしたシンプルな診察券

ロゴの印象を邪魔しないとてもシンプルなデザイン

クリニックのロゴがある場合、診察券のデザインはどのように考えればいいのでしょうか?ロゴ(特にマーク)がクリニックの顔として機能している、あるいはロゴマークのデザインにわかりやすい特徴がある場合は「診察券のデザインの中にロゴを配置する」のではく「ロゴをメインにしてデザインを添える」という感じに、ロゴを起点に考えるといいでしょう。看板、WEB、パンフレットなどにロゴが大きく使われていて、クリニックの印象がロゴを中心にコントロールされている場合には、診察券だけ他のものと違った印象にならないように、しっかりとロゴを出していく。それが基本です。デザイナーズ診察券では、ロゴの印象を邪魔しないとてもシンプルなデザインを用意しています。ぜひ、一度チェックしてみてください。

診察券のデザイン一覧

印刷に使用できるロゴデータ

印刷に使用できるロゴデータ

印刷に使用できるロゴのデータは、原則としてベクトルデータです。画像のビットマップデータと違い、解像度に制限がなく自由にサイズを編集することができるデータです。Adobeのイラストレーターで制作されたもの、またイラストレーターで制作したものをPDF保存したものがそれに該当します。ファイルの拡張子は「.ai」PDFの場合は「.pdf」になります。色の配色は印刷に適したCMYKで配色されたものが使用できます。WEBなど画面表示に適したRGBで配色されたデータの場合は、印刷用に再配色する必要があります。解像度の高い画像データ(jpgやtif)でも印刷に使用することができますが、背景に色を配色したりサイズが足りなかったりと、ベストなコンディションで印刷データをつくることができません。

ロゴデータを持っていてデザイナーズ診察券で診察券をつくる場合は、注文後にEメールでデータを送ってもらいます。イラストレーターのロゴデータを送ってくださる方の他にも「ロゴのオリジナルデータが見つからない」「紙に印刷されたものしか持っていない」という方も多くいらっしゃいます。その場合には、注文後に資料として写真で撮影したものやサイズの小さい画像データを送ってもらい、こちらで可能な限り近い形状や色でロゴを再現して印刷しています。

デザインをスマートに考える

世の中に溢れるデザイン(グラフィックデザイン)には、それぞれの目的に従って様々なテイストあり、デザインをする人、デザインを決める人にも、デザインを選択する能力が求められる時代です。診察券についても無数にあるデザインの選択肢から、ひとつのデザインに決定するのは大変な作業です。そもそも、どんなデザインが「優れたデザイン」なの?デザインなんていままで意識したこともない。そんな方も多いと思います。デザインについて少しだけ認識を深めたい方は、ぜひ本ブログを読んでみてください。

デザインは「装飾」から「整頓」へ

産業革命以降あらゆる分野でその範囲を広げてきたデザインですが、時代の動向と共に求められるデザインの傾向が変化してきました。日本でもいわゆる戦前、あるいは戦後まもなくといった「モノが少ない時代」には、人々に価値を感じさせるものは明るい未来や豊かさでした。そういったモノのない時代には、装飾的なデザインが喜ばれました。シンプルで簡素なデザインよりも華やかで装飾的なものに価値が生まれ、何かしら手が施された賑やかな装いに「豊かさ」が感じられました。

装飾的なデザイン

人は常に「ないもの」に飢え、求めるものです。暑い夏に冷たいアイスコーヒーを飲み、都心で働くビジネスマンが週末に自然を求めるように、「ないもの」を求めさまよい、そこに価値を見出しています。発展途上にある時代には、簡素なデザインよりも複雑で装飾的なデザインが求められたのです。

モノに溢れ、情報に溢れた現在では、大きな流れとしてシンプルで整理されたデザインに多くの評価が集まっています。パンフレットやポスターのデザインでも、シンプルなものでは「どこか寂しい」と感じていた時代が終わり、思い切ってシンプルに構成されたデザインが心地よく響くのが現在です。それはモノと情報に溢れる近代社会を反映した人の心理と言えます。もちろん様々なデザインが価値を生んでいる現在ですが、大きな流れとして賑やかで混沌とした装飾的なデザインよりも、合理的に整頓されたデザインの方がモダンな印象を受けるのはそのためです。

合理的に整頓されたデザイン

スマートなデザインはスマートな考え方から

合理的に整頓されたデザインを別の言い方をすれば「スマートなデザイン」です。スマートなデザインを手に入れるためには、まず頭の中をスマートにする必要があります。欲望のままに「可愛くてカッコよくて女性的で高級感があって親しみやすく大人にも子どもにも好かれるようなデザインがいい!」なんて散らかった頭で取り組むと、スマートなデザインは絶対に手に入りません。デザインに向き合う前に、優先順位を美しく整理しておきましょう。Aでもあり、Bでもあり、Cでもあり、Dでもある。そんなデザインを求めると、Aでもなく、Bでもなく、Cでもなく、Dでもなく、何者でもない中途半端なデザインを手に入れる悲劇が訪れるのです。

優先順位を美しく整理

レイアウトはデザイナーに任せる

スマートなデザインを手に入れるために、制作フローもスマートに考えましょう。診察券のように小さなスペースを構成するデザインでは、文字やマークの配置によって大きく印象が変わってきます。ミリ単位の位置決めや、文字の太さや揃えの選択、細かい色の選択はデザイナーの技能ですが、その技能は1年や2年の経験で培われるものではありません。細かいデザインのディテールについては、デザイナーに任せてあまり悩まないようにしましょう。

デザイナーに任せる

“診察券の内容の整理は裏面から"/

診察券をつくる前に、診察券に記載する内容を整理することからはじめましょう。表面のデザインを選んでから裏面の内容を決めるのではなく、裏面の内容を決めてから表面を選ぶとスムーズに整理することができます。デザイナーズ診察券での診察券注文の流れについては、注文方法のページで確認してください。

診察券の注文方法

まずは裏面から

“まず裏面から"/

表面のデザインをどんなデザインにするのか?それは最後に考えましょう。まずは裏面から、それが診察券の内容を整理する際のポイントです。裏面に何を記載するのかを決めておけば、表面のデザインと表面に何を記載したらいいのかを判断しやすくなります。逆に表面を先に決めてから、裏面のことを考えると表面と裏面の情報が不必要に重複したり、決めたデザインでは情報がうまく入らなかったりと、本来簡単な作業がとっても難しくなってしまいます。診察券の内容の整理は、まず裏面から考えましょう。

予約が必要なクリニックの場合

すべての診察が予約制のクリニックの場合、裏面に予約表をレイアウトする必要があります。クリニックの利用者は診察券裏面にある予約時間を頼りに、次回来院することになるでしょう。デザイナーズ診察券では、予約表12回01、予約表12回02、予約表21回の3タイプを用意しています。

診察券裏面のレイアウト

“予約表12回01"/

予約表12回01の場合、電話番号、住所、受付時間、休診日とクリニックに関する情報がすべて記載されているので、表面にはクリニック名だけが表記されていれば大丈夫です。表面をスッキリ、スマートにまとめたい場合には、こちらのタイプを選んだ方がいいと思います。表面はクリニックを表す「記号」的な役割のみをはたすことになるので、極端な例ですがクリニック名すらなくても機能します。クリニックのロゴマークだけ、あるいはデザインだけが表面にレイアウトされていたとしても、裏面にしっかりクリニック名とすべての情報が記載されていれば問題ないのです。また、片面に情報が集約されているため、情報が両面にまたがるよりも見る人には「やさしい」と言えます。

“予約表21回"/

予約表12回02、予約表21回の場合は、クリニックの情報が含まれないタイプの裏面になるので、表面にクリニック名、電話番号、住所、受付時間、休診日といった最低限の情報を記載する必要があります。こちらのタイプを選んだ場合には、表面のデザインを決める際に「クリニックの情報が入るデザイン」を意識して選ぶ必要があります。表面のデザインには左右に余白があるもの、比較的スッキリしたデザインを選んだ方がいいでしょう。

予約が不要なクリニックの場合

予約制ではないクリニックの場合は、裏面に予約表をレイアウトする必要はありません。時間表を入れたタイプやシンプルに文字情報を整理したものを裏面のレイアウトに選びましょう。裏面に電話番号、住所、受付時間、休診日とクリニックに関する情報がすべて記載されていれば、表面はクリニック名だけの表記で問題ありません。また、文字情報が入っているデザインのものでも、裏面と重複する情報であれば割愛してスッキリとスマートに仕上げることができます。

“時間表01”/

“シンプル”/

裏面の内容から考えることで、表面のデザインや記載する内容も決めやすくなります。診察券の内容を整理する際は、裏面からはじめてみましょう!

診察券裏面のレイアウト

オンデマンド印刷

安い、速い。近年重宝されているオンデマンド印刷。その仕組みと特性とは?メリットとデメリットを交えて、診察券の印刷の種類についてまとめました。

少ない枚数を印刷したい。できるだけ低コストで印刷したい。安くて速い、まさに現代のニーズに応える印刷方法が「オンデマンド印刷」です。近年の印刷が以前と比べて安くなった原因のひとつにこのオンデマンド印刷があります。デザイナーズ診察券のプラスチックカードでも採用しているオンデマンド印刷。その特徴をご紹介します。

オンデマンド印刷の仕組み

オンデマンド印刷機は、オフィスやコンビニで使われているカラーコピー機と似ています。おフェット印刷のようなインクを紙に転写するための刷版をつくらずに、デジタルデータからダイレクトにプリントするシステムです。オフセット印刷よりも印刷機が小型なため、ポスターなど大きいサイズの印刷には向かず、A4、A3といった小さいサイズの印刷が主流です。

オフセット印刷と同じく網点と呼ばれる点(ドット)の集合とCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)と呼ばれる4つの色で、写真や文字など様々な造形を表現する印刷方法です。オフセット印刷と異なるのは、色を着色するのにインクではなくトナー(粉末状)を用いることです。

CMYK

オンデマンド印刷のメリット

オンデマンド印刷のメリットはたくさんあります。まず、小ロットの印刷ならば料金が安いこと。通常の印刷と比べると低い費用で印刷できるのが大きな特長です。また、インクではなく速乾性のトナーを使って印刷するため、インクの乾きを待つ時間がいらず、素早い納期が実現しています。安い、速い。それがオンデマンド印刷です。

オンデマンド印刷のデメリット

安くて速いオンデマンド印刷ですが、そのデメリットはオフセット印刷よりも印刷精度が劣るのことです。細い線や小さな文字といった細かな描写においては、オフセット印刷の方が精度が高いのが一般的です。また、グラデーションなど滑らかなトーンの変化を表現するのも、得意ではありません。またカラーコピー機がそうであるように、一度に大量の印刷をするのではなく、1枚1枚プリントアウトされるシステムなので、刷り始めのものと刷り終わりのものとでは、若干の色の誤差が生まれることもあります。オフセット印刷と比べると品質が低い、それがオンデマンド印刷の欠点と言えます。

印刷機の違いによる品質の違い

従来のオフセット印刷と比べると印刷品質が低いオンデマンド印刷ですが、各印刷会社によって使用する機種が違い、その違いが大きく印刷品質に大きく影響します。もちろん印刷機の違いによる品質の違いがあるのは、オンデマンド印刷に限ったことではありませんが、印刷機のクオリティの違いが如実に現れるのがオンデマンド印刷です。だから同じオンデマンド印刷と言っても、印刷会社によって品質の違いが生まれるのです。

オンデマンド印刷を採用した診察券

プラスチックカード

デザイナーズ診察券でオンデマンド印刷を採用しているのは「プラスチックカード」と「ペットカード」です。プラスチックカードの方はプラスチック加工の工程が入るので決して「速い」というわけではありませんが、発色のいい高品質オンデマンドを採用しているので品質には自信を持っています。ブラック1色の裏面は、記入しやすいマット素材を使用しています。

オンデマンド印刷のプラスチックカード

ペットカード

ペットカードの方は表裏ともにマットな素材です。記入もしやすく0.25mmと超薄型のペットカードは、そのスマートな佇まいから人気が高く、ご注文もたくさんいただいています。こちらはオンデマンド印刷の中でも精度の高い印刷機を使用してつくるので、細かな描写にも耐えられる仕様となっています。ぜひ、ご注文ください!

オンデマンド印刷のペットカード

オフセット印刷

私たちが日常的に目にする印刷。それらは様々な種類の印刷方法によって、様々なカタチを持って印刷されています。見ただけですぐに種類がわかるものから、凝視しても種類が判別できないものまで。現代には本当に多くの印刷物が溢れています。代表的な印刷の種類を挙げると…

といった印刷の種類があります。グラビア印刷は多くの雑誌で採用されている印刷、布やアートに使用されるシルクスクリーン、といった具合に印字されるもの(紙など)や印刷適性やコストを考えながら、それぞれの目的に合った印刷方法が採用されています。その中でも最もポピュラーな印刷方法「オフセット印刷」をご紹介します。

オフセット印刷の仕組み

オフセット印刷は最も多く採用されている印刷方法です。広告、ポスター、チラシ、カタログ、書籍など、そのほとんどがオフセット印刷で印刷されたものです。まさに紙に印刷するならオフセット印刷、と言っても過言ではないほど紙印刷のスタンダード、それがオフセット印刷です。

20年ほど前までは、印刷の世界は完全に「アナログ」でした。デザイナーはパソコンを操作する人ではなく、デスクに向かってペンやカッターや三角定規を持ち、描いたり、計ったり、切ったり、貼ったりして印刷原稿をつくっていました。その過程がデジタル化によって一気に簡略化され、印刷工程も大きく変化しました。パソコンやデジカメと同じように印刷機の品質もデジタル化と共に向上しましたが、根本的な印刷の仕組みは変わっていません。

オフセット印刷は網点と呼ばれる点(ドット)の集合とCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)と呼ばれる4色のインクで、写真や文字など様々な造形を表現する印刷方法です。例えばグリーンを表現するためには、グリーンのインクを使うのではなくC(シアン)とY(イエロー)を重ねて印刷することでグリーンを表現しています。デザインが定着された版にインクを乗せ、付着したインクをブランケットというローラーに写し、それが紙に転写されます。4つのインク(CMYK)についてこの工程が完了すると1枚の紙にフルカラーが表現されるのです。印刷された紙は、インクの乾燥、紙のカットという工程を経て印刷物が完成します。

CMYK

安定した品質のオフセット印刷

オフセット印刷の品質は、他の印刷方法に比べ「安定している」と言われます。しかし誤解してはいけないのは、印刷は決して「一定ではない」ということ。あらゆるものがデジタル化されて何についても正確さが当たり前のようになった世の中ですが、印刷機で印刷するという仕組みは、あくまでアナログであるのは変わらないのです。デジタルの世界では「2」という数字をEメールで送れば、受信先でも「2」と表示される正確な環境が実現していますが、印刷という行為はあくまでアナログなので、印刷機の調子、インクのコンディション、季節や湿度、従業員の勤勉さなど、それはもう挙げたらキリがないくらい外的要因に品質が左右されてしまうのです。

家庭のインクジェットプリンターで「300枚年賀状を印刷してみよう」というシーンで、始めに印刷した色味と最後に印刷した色味に違いが出てしまう、そんなことがあると思います。業務用の印刷機でも同じようなことが起こり得るのです。しかし、オフセット印刷の場合、目にも留まらぬ速さで大量の数の印刷をあっという間にしてしまう。だから、始めの1枚と最後の1枚に品質の違いが出にくい。オンデマンド印刷やインクジェット印刷と比較して、品質が安定しているのはそこに秘密があるのです。

品質が安定している

大量印刷に向いているオフセット印刷

オフセット印刷は多くの場合、仕上がりサイズのものを1枚ずつ印刷するのではなく、大きな紙に同じデザインを複数配置し、まとめて刷っておいて後でカットするという工程をとっています。そのため、1000枚、10万枚といった大量の印刷でも、短時間で印刷することが可能です。また、1つの印刷物をつくるために要する作業員が機械を調整する手間や業務上のコストは100枚でも1000枚でもあまり変わらないため、大量に印刷した方が1枚あたりの印刷コストを抑えられるというメリットがあります。例えば100枚印刷した場合に1万円かかったとして、200枚印刷した場合には1.5万円といった具合に、枚数を増やせば増やすほど1枚単価は安くなります。オフセット印刷で小ロット印刷するのはもったいない、と言われるのはそういう理由です。

“印刷コスト”/

オフセット印刷を採用した診察券

“オフセット印刷を採用した診察券”/

デザイナーズ診察券でオフセット印刷を採用しているのは「ペーパーカード」です。オフセット印刷は網点(ドット)が細かいため、繊細なグラデーションや写真、小さな文字やマークを美しく再現することができます。少し厚めの印刷紙にオフセット印刷し、表面には品のあるマットPP加工を施しています。診察券の角はエッジで肌を痛めることのないよう角丸に加工。紙製でありながら、機能と上質を兼ね備えた印刷仕様を採用しています。「診察券はプラスチック製で」と考えていた方にも、ペーパーカードにしてよかったという反応をいただくほど、多くのクリニックに満足しただいている紙製の診察券です。

サイズは通常サイズとコンパクトサイズの2種類から。デザイン込でかなりリーズナブルにご提供しています。ぜひ、ご利用ください!

オフセット印刷のペーパーカード

受付時間の表記はAM?午前?

診察券の裏面や表面にクリニックの受付時間を表記する際に、時刻の前にAM・PMまたは午前・午後とつけることがよくあります。つけてもつけなくても患者さんが見て「わかりやすいことが」大前提ですが、間違って使うと混乱のもとになることもあるので気をつけましょう。

使ってはいけない表記

午前9:00〜午前12:00 AM9:00〜PM12:00

上記の例を正確に「間違っている」とは言い切れないのですが、あまり使わない方がいい一例です。ポイントは午前中の終了時刻が「正午」だという点です。これが12:30であれば「午後12:30」または「PM12:30」と表記すれば何の問題もありませんが、12時つまり正午について午前なのか午後なのか、AMなのかPMなのか、一般的な正しい理解が難しいですよね。まさに混乱を招く表記です。終了時間が12:00で、どうしても「午前」とつけたい場合には、下記のように表記すれば誤解のない表記にすることができます。

[午前]9:00〜12:00[午後]2:00〜7:00

もうひとつよくあるパターンを紹介します。

午後14:00 PM14:00

14:00の前に「午後」や「PM」をつけてしまう例です。午後やPMは時刻を12時間で表す表記なので、「午後14:00」ではなく「午後2:00」と表記するのが正解です。24時間表記ではなく12時間表記の方が年配の方に親切だ、という場合には「午後2:00」と表記します。

間違いのない24時間表記

9:00〜12:00/14:30〜19:00

正確で間違いがないのは24時間表記です。一部年配の方には評判のよくない24時間表記ですが、一般的にもビジネスの世界でもかなり浸透しているので、誤解や間違いを避けるには24時間表記が一番適しています。

受付時間と診療時間

診察券の表面または裏面に表記するクリニックの運営時間には、一般的に2種類の表記があります。それは「受付時間」と「診療時間」です。クリニックの運営方針によってどちらの表記を採用するのかが決まりますが、きちんと表記しないと利用者の誤解やトラブルの原因になることもあるので、気をつけましょう。「受付時間」を表記する場合でも「診療時間」を表記する場合でも、利用する患者さんのために、わかりやすく表記することが何よりも大切です。

受付時間を表記する

受付時間の例

例えば、午前中の診療を9:00〜12:00に受け付けるとき、受付時間を基準に表記する場合は、上記のように「【受付時間】9:00〜12:00」と表記します。診察券や保険証といった受付に必要なものを12:00までに提出すれば受付は完了し、診療を受けることができます。クリニックが混雑していて、順番待ちが何人もいたとしても、12:00までに受付をすることで午前中の診療を受けることができるという約束事になります。実にシンプルでわかりやすい表記ですが、実際に診療する時間の限度が曖昧になるので、医師やスタッフの負担は考慮しなければなりません。受付時間を基準に表記するのは、利用者の立場に立った考え方に基いていると言えるでしょう。

診療時間を表記する

診療時間の例

診療時間を基準に表記する場合は、上記のように「【診療時間】9:00〜12:00」と表記します。医師やスタッフにとって、勤務時間を理解する上で大変わかりやすい表記と言えますが、その半面、利用者にとっては誤解を招くトラブルがあります。体調を崩してクリニックに訪れる利用者が「12:00までに間に合うよう急いで来たのに、受付が終了していてガッカリした。」といったことにならないよう、診療時間の表記だけでなく受付時間についてもしっかり補足しておく必要があります。「受付は診療終了30分前まで」といったわかりやすい言葉を表記しておくことで、時間の誤解によるトラブルを未然に防ぐことができます。

デザイナーズ診察券にご注文いただいているお客さまには、「受付時間」を表記するクリニックさまも「診療時間」を希望されるクリニックさまもいらっしゃいます。どちらを採用されるかはクリニックの運営方針によると思いますが、診察券への表記は「できるだけシンプルにわかりやすく」という配慮を忘れずにいましょう。

診察券はクリニックと患者さんをつなぐ

診察券の役割には、2つの面があります。1つは受付の効率化といったクリニック側の役割です。これは診察券に患者さんの名前とカルテや履歴と紐付ける番号が記載してあれば条件を満たすことができます。もう1つの面は患者さん側の役割です。予約するための電話番号やクリニックの受付時間を素早く知るために、診察券は患者さんにとって大切な役割を持っています。

クリニックの利用者がクリニックの情報を素早く知るためには、診察券にその文字情報が記載されていれば満たすことができます。しかし、診察券はそれとは違う重要な情報を持っています。それは「印象」です。例えば、はじめて訪れた患者さんが診察を終えた時、クリニックを正確な名称で覚えていない場合が多いと思います。眼科、皮膚科、内科、歯科とたくさんのクリニックに通院する方なら尚更です。1度しか通院したことのないクリニックについて1ヶ月先、半年先も正確な「名称」で記憶できる人の方が少ないのではないでしょうか。そんなときに患者さんとクリニックをつないでくれるものは、診察券の持つ「印象(イメージ)」です。

診察券のデザインが結びつける

クリニック名の記憶はあやふやだけど、ヒヨコのマークがあったのは憶えている。といった具合に人は直感的な「絵」についてよく憶えていることがあります。クリニックにロゴマークがある場合、診察券にもロゴマークを印刷することでクリニックと診察券の印象が合致し、患者さんが間違うことなく再来院することができます。

診察券の色が結びつける

印象を決定づけるために色の選択はとても重要です。クリニックのテーマカラーと同じ色が診察券にも使われることで、患者さんはたくさん持っている診察券の中から目当てのクリニックの診察券をすぐに見つけることができます。色による識別は銀行やコンビニ、飲食店や販売店といったあらゆる店舗で使われている手法ですが、クリニックにおいてもそれは例外ではありません。

例えば、クリニックがこげ茶色の落ち着いた内装であれば、診察券のカラーリングもこげ茶色をメインに考えましょう。内装や看板やWEBが全部「こげ茶色」なのに、診察券だけが黄色の診察券だったら、患者さんはクリニックと診察券を印象で合致させることが難しくなります。内装は焦げ茶色だけれど、クリニックの印象は「黄色」にしたいということであれば、入り口や受付のカウンターのどこかに黄色のアイテムを設置し、診察券も同じ黄色を配色するといいでしょう。

印象的なデザインの方が診察券の役割がUP

診察券はクリニックと患者さんをつなぐ大切なアイテムです。クリニックを名称で認識していない場合には、診察家の印象とクリニックの印象が合致することが、その役割を果たすために大きなポイントとなります。そのため、診察券は「印象的なデザイン」を持っている方がいい。診察券に限らず何の印象もないものよりも、強いインパクトやわかりやすい造形を持っている方が印象に残りやすいですよね。シンプルで印象的なデザインの診察券をつくることは、患者さんへのささやかな配慮と考えていいでしょう。

ハイセンスな診察券

街を歩いていて、あるいは雑貨屋さんを物色していて「うわぁ〜、これは素敵なデザインだな」と思うことってありますよね。10年前、20年前と比べても、世の中の美意識は高くなってきているように感じます。その中でも「これは…、かなりハイセンスだ」と感動すら覚えるデザインというものに出会うことも。デザイナーズ診察券では、画一的でないデザインをたくさん用意していますが、今回は「ハイセンスな診察券」に焦点を当ててみたいと思います。

ハイセンスって何だろう?

センスがある、センスがない。私たちがそんな風に使うセンスって一体なんでしょうか?何となく日常で使っている意味は、Facebookの「いいね」のような感覚ですよね。「Aさんって服のセンスあるよね」といった褒め言葉や「Bさんの注文した料理はセンスないね」という感じで使いますよね。何となく「美意識の才能」みたいな感じで使っていると思います。
辞書で調べてみると「センス」という言葉には分別、思慮、良識といった意味があることがわかります。美意識とはちょっと違ったニュアンスですね。分別、思慮、良識というと何だか堅いイメージです。そんな意味を持つ「センス」。センスがあるとは分別があって「よくわかっている」ということ。ハイセンスなら「もの凄くよくわかっている」ということになります。普段使っているニュアンスとは若干違いますが、センスがないと言われるよりは、「よくわかっている人」と言われる方が全然いいですよね。

ハイセンスな診察券の条件

分別があって「よくわかっている」。そんなデザインの診察券をひとつ紹介します。まず「センス(分別)がある」条件としては、以下4項目が考えられます。

1) 診察券の役割を満たしている

診察券は表裏でその役目を果たします。裏面に受付時間などクリニックの情報が記載してあれば、表面はクリニック名がはっきりと表示されていればOKです。

2) クリニックの特徴を主張している

クリニックの内装が全体的に木調でパンフレットやWEBも茶系のカラーリングにしてあれば診察券も茶系のカラーにするのがいいでしょう。女性を中心とした患者さんを扱うクリニックであれば女性的なデザインに。特徴を主張するとはそういうことです。

3) 医療施設としての清潔感がある

清潔感を感じられるのは絶対条件です。診察券から清潔感を感じられなかったら、これは、もう…、論外かもしれません。

4) 品格がある

医療は「尊敬」されるべき職種です。診察券にまで品を感じられたらベストです。

ありそうでないハイセンスな診察券

“超シンプルなデザイン"/

今回ご紹介するのはデザイナーズ診察券のデザインサンプルの中でも、かなりハイセンスな診察券のデザインです。「え?デザインはどこに?」なんて言っちゃう人もいるほどの超シンプルなデザインです。全体に配色された1色のカラーと下部には白いスペースだけ。白いスペースにクリニック名が入ることになります。1色のカラーとクリニック名だけ。たったそれだけのデザインです。

このデザインの優れている点は、機能と美しさの両方をもの凄くスマートにクリアしていることです。まず、上記に挙げた診察券の役割、特徴の主張といったハイセンス(分別)の条件をクリアしています。その上で、「ピンクの診察券」「オレンジの診察券」といった具合にシンプルな言葉と容易に結びつくので、利用者が「見つけやすい」という機能も兼ね備えています。さらに余計な装飾がないため無駄のない美しさを持っている。こんなにシンプルで理にかなっている診察券は、なかなか見かけることはないでしょう。

全20色、豊富なカラーバリエーション

このデザインは、全20色、豊富なカラーバリエーションを用意しています。デザインナンバーはS_051からS_070、カラーバリエーションのすべてはデザイン一覧ページもしくはデザイン特集:シンプルな診察券にてご紹介しています。

デザイン特集:シンプルな診察券

カラーバリエーション

同じコンセプトでデザインされたC_1321からC_1380のデザインもお薦めです。こちらも色をメインにした超シンプルでハイセンスなデザインとなっています。デザインに迷った場合には、ぜひハイセンスな診察券をご検討ください!

デデザインの起源

建築、ファッション、プロダクトなど様々な「デザイン」が渦巻く現代社会。その中で圧倒的な量で生活に溶け込んでいるグラフィックデザイン。グラフィックというとコンピューターで処理されたものを想像する人もいるかもしれませんが、グラフィックデザインはパソコンのない時代からも人類に根付いていました。

グラフィックデザインの定義

グラフィックデザインのことをシンプルに表現すると「平面上のデザイン」です。立体ではない2次元のデザインを広くグラフィックデザインと呼んでいます。代表的なものとしては、ロゴやポスターといった紙に印刷されるデザインがありますが、WEBや映像といった画面の中で表現されるデザインもグラフィックデザインとして認められるようになり、その範囲が日増しに広がっています。

プロダクトデザイン(製品・商品)が産業革命による大量生産と共に発展したように、グラフィックデザインも印刷技術という同じものを大量に複製する技術によって発展し、名称を確立しました。それまで原本を手書きで書き写すことで複製していた書籍が、印刷機械によって大量に、そして正確に複製することができるようになり、文字や図版を上手に組み合わせて原版をつくるための技術者が必要になりました。その技術者が現代でいう「グラフィックデザイナー」です。

グラフィックデザインの代表は印刷

グラフィックデザインの確立は、人類の長い歴史の中では割りと「最近」の出来事です。それは現在のデザインがビジネスと密接な関係にあることとリンクしています。例えば、新しい製品を開発して販売したい場合、製品のカタログ、製品の説明書、製品の広告といったものをつくって多くの人に製品のことを知ってもらう必要があります。そこでグラフィックデザインの登場です。製品が魅力的に見える演出を考えたり、製品の写真とキャッチコピーをレイアウトしたりして、製品をユーザーに伝えるためのデザインを制作します。このような行為は、ビジネスが「広く多くの人に」向かっていることに基づいています。1人でも多くに人に伝えるためには、膨大な量の紙に情報を載せる「印刷」や画面に表示して拡散する手段が用いられます。そこに必要な技術がデザインだったのです。

デザインというと、何か凝った表現のものを連想しがちですが、そうではありません。前のブログ、デザインと診察券でも少し触れましたが、平面の紙に文字情報だけが印刷されたもの、これも立派なデザインです。デザインはビジネスの目的に沿い、多くの人に同じ情報を届けるという使命を担っています。白い紙に文字だけ。白い紙に写真だけ。白い紙にマークだけ。凝った造形、凝ったレイアウトがないものでも、情報を載せた平面であればすべてグラフィックデザインなのです。

メディアの多様化によってグラフィックデザインの境界線が曖昧になってきた現代ですが、今も昔も同じ役割を持っています。それは「同じ情報を伝える」という1点です。例えば3人同時に「A」という情報を伝える必要があるときにグラフィックデザインが必要になります。「A」という情報を伝えるためには、誰でも「A」と認識できるような一般的な書体を選んで見やすく表示する必要があります。そこがデザインとアートの大きな違いになってきます。伝わる情報が共通して「A」であるために、グラフィックデザインは機能しています。

デザインの起源「矢印」説

現代のグラフィックデザインには、拡大を目指す現代のビジネスの有り様が大きく影響しています。しかし、グラフィックデザインを「平面上のデザイン」とシンプルに捉えた場合には、数百年前、紀元前、あるいは原始の時代にもグラフィックデザインは機能していたと考えられます。

例えば、日本の家紋。そしてヨーロッパの紋章。これら今で言うロゴマークですね。身につけているだけで家系や所属を他者に伝えることのできる、まさにグラフィックデザインです。また、スコットランドのタータンチェックも家系を証明するアイテムです。今やファッションとして活躍するチェック柄ですが、その昔は家系を表現し伝えるグラフィックデザインとしての役割が中心だったと思われます。

ヨーロッパの紋章

いや、もっともっと昔からデザインはあったはずです。例えば文字すらなかった時代にも。農耕以前、人が狩りをして暮らしをしていた頃、家族や仲間といった小さな共同体があったと思います。これは完全に憶測の話ですが、その小さなコミュニティの中で、矢印に似たような道順などを指し示す記号を使っていたのではないかと思うのです。壁に石を使って刻んだり、棒きれで記号をつくったり。自分以外の誰かに共通の情報を届ける、そういった行為はまさにグラフィックデザインです。

グラフィックデザインは自分以外の誰かに「同じ情報を伝える」という役割を持っています。古代の人類が自分の子や仲間に場所や方向を指し示す「矢印」を描いたとすれば、それがデザインの起源なのではないでしょうか。

砂の上に描いた矢印

デザインと診察券

「診察券のデザイン」と聞いて「え?診察券にデザインって必要なの?」と思う人もいるかもしれません。そもそも「デザインって?」という人もいるでしょう。様々なデザインに囲まれて生活しているものの「デザイン」について正しく理解している人は意外と少ないと思います。デザインって一体何なのか?デザインは診察券にとってどんな関わりを持っているのか?開業する予定の医師の方、診察券を見直したい方は、ぜひこのブログを読んでいただけたら幸いです。

デザインって何?

近代社会で暮らす私たちは、ビル、住宅、服、食品、家電、WEB、印刷物など、実に様々なデザインに囲まれて生活しています。デザインの種類を大きく分類すると建築を中心としたアーキテクチャ、商品を中心としたプロダクト、服飾を中心としたファッション、視覚伝達を目的としたグラフィックの4つがあります。最近ではコミュニケーションはライフスタイルなど、形を持たないものを設計することも「デザイン」と呼んでいるため、多様な分野にまたがる「デザイン」ですが、ここでは視覚伝達を目的としたグラフィックデザインについて考えていこうと思います。

グラフィックデザイン

デザインの定義は様々ですが、シンプルに整理すると「デザインとは目的を持って設計(表現)されたもの」です。これはグラフィックデザインに限らず多くの分野のデザインに共通して言える定義です。色々と小難しく考えるよりデザインを理解する上で、わかりやすい言葉だと思います。グラフィックデザインはその中でも平面的で目で見ることのできるもの。ポスターやカタログなどの印刷物がその代表と言えますが、テレビや映画などの映像、WEB、商品パッケージ、ロゴ、内装の装飾といった広い分野で活用されています。私たちが毎日使っているお金(紙幣・硬貨)もグラフィックデザイン、国旗やマーク、道路の標識をはじめとする公共のサイン、Tシャツにプリントされた文字もグラフィックデザインです。

診察券とデザイン

よくある誤解ですが、デザイナーにデザイン料を払ってデザインされたものや「複雑で凝ったもの」だけがデザインではありません。例えば、何の装飾もされていない名刺や、営業マンがつくった企画書や請求書、そういったものも「目的を持って設計(表現)されたもの」である以上、それはデザインです。診察券も例外ではありません。絵や写真が入っていなくても「デザイン」であることが理解できれば、診察券にデザインが必要かどうか?ということではなく、どんな診察券でもデザインの形であることがわかります。

診察券のデザイン

上の2つの診察券は、かなり見た目の違う診察券ですが、どちらも「デザインされた診察券」です。左のシンプルなものは「デザイン」じゃないんじゃないの?と思ってしまう人もきっといるでしょう。しかし、白地にシンプルにクリニック名をレイアウトしただけのものでも、診察券という目的を持って形になったものである以上「デザイン」なのです。