オンデマンド印刷:診察券の印刷

2017.2.8

オンデマンド印刷

安い、速い。近年重宝されているオンデマンド印刷。その仕組みと特性とは?メリットとデメリットを交えて、診察券の印刷の種類についてまとめました。

少ない枚数を印刷したい。できるだけ低コストで印刷したい。安くて速い、まさに現代のニーズに応える印刷方法が「オンデマンド印刷」です。近年の印刷が以前と比べて安くなった原因のひとつにこのオンデマンド印刷があります。デザイナーズ診察券のプラスチックカードでも採用しているオンデマンド印刷。その特徴をご紹介します。

オンデマンド印刷の仕組み

オンデマンド印刷機は、オフィスやコンビニで使われているカラーコピー機と似ています。おフェット印刷のようなインクを紙に転写するための刷版をつくらずに、デジタルデータからダイレクトにプリントするシステムです。オフセット印刷よりも印刷機が小型なため、ポスターなど大きいサイズの印刷には向かず、A4、A3といった小さいサイズの印刷が主流です。

オフセット印刷と同じく網点と呼ばれる点(ドット)の集合とCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)と呼ばれる4つの色で、写真や文字など様々な造形を表現する印刷方法です。オフセット印刷と異なるのは、色を着色するのにインクではなくトナー(粉末状)を用いることです。

CMYK

オンデマンド印刷のメリット

オンデマンド印刷のメリットはたくさんあります。まず、小ロットの印刷ならば料金が安いこと。通常の印刷と比べると低い費用で印刷できるのが大きな特長です。また、インクではなく速乾性のトナーを使って印刷するため、インクの乾きを待つ時間がいらず、素早い納期が実現しています。安い、速い。それがオンデマンド印刷です。

オンデマンド印刷のデメリット

安くて速いオンデマンド印刷ですが、そのデメリットはオフセット印刷よりも印刷精度が劣るのことです。細い線や小さな文字といった細かな描写においては、オフセット印刷の方が精度が高いのが一般的です。また、グラデーションなど滑らかなトーンの変化を表現するのも、得意ではありません。またカラーコピー機がそうであるように、一度に大量の印刷をするのではなく、1枚1枚プリントアウトされるシステムなので、刷り始めのものと刷り終わりのものとでは、若干の色の誤差が生まれることもあります。オフセット印刷と比べると品質が低い、それがオンデマンド印刷の欠点と言えます。

印刷機の違いによる品質の違い

従来のオフセット印刷と比べると印刷品質が低いオンデマンド印刷ですが、各印刷会社によって使用する機種が違い、その違いが大きく印刷品質に大きく影響します。もちろん印刷機の違いによる品質の違いがあるのは、オンデマンド印刷に限ったことではありませんが、印刷機のクオリティの違いが如実に現れるのがオンデマンド印刷です。だから同じオンデマンド印刷と言っても、印刷会社によって品質の違いが生まれるのです。

オンデマンド印刷を採用した診察券

プラスチックカード

デザイナーズ診察券でオンデマンド印刷を採用しているのは「プラスチックカード」と「ペットカード」です。プラスチックカードの方はプラスチック加工の工程が入るので決して「速い」というわけではありませんが、発色のいい高品質オンデマンドを採用しているので品質には自信を持っています。ブラック1色の裏面は、記入しやすいマット素材を使用しています。

オンデマンド印刷のプラスチックカード

ペットカード

ペットカードの方は表裏ともにマットな素材です。記入もしやすく0.25mmと超薄型のペットカードは、そのスマートな佇まいから人気が高く、ご注文もたくさんいただいています。こちらはオンデマンド印刷の中でも精度の高い印刷機を使用してつくるので、細かな描写にも耐えられる仕様となっています。ぜひ、ご注文ください!

オンデマンド印刷のペットカード

ブログライター

WRITER

ながしま 明

いつくかのデザイン事務所勤務を経て、2006年有限会社デザインウルフを設立。多くの企業の商品やサービスについてブランディング、販促活動をデザインにてサポート。ロゴ、WEB、印刷、映像、コピーと職種を超えるマルチクリエイター。

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