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最安値を目指さない診察券

2019.8.6

最安値を目指さない診察券

激安、格安、最安値。診察券に限らずインターネット通販が当たり前の現在、あらゆるネットショップでかならず目にする低価格のアピール。競合他社と比べてとにかく少しでも安くなるよう価格設定をしているサービスは数多くあります。確かに同じ製品なら少しでも安く手に入れた方が賢い選択と言えます。消費税の増税を前に様々なサービスで料金設定の見直しが行われ、新しい料金に改定されると思われます。デザイナーズ診察券でも増税に伴うコストの変動により、数年ぶりに料金を改定することになりますが、これまでと同様「最安値を目指さない」ことは、はっきりとお伝えしようと思います。

格安・激安には必ずデメリットがある

もちろんデザイナーズ診察券でも、良質な診察券を低価格でご提供できるよう、サービスのシステムと料金を精査しています。しかしそれは、品質を重視した上での低価格であって、品質よりも低価格を優先することはしていません。一方で格安・激安を追求した診察券の場合「品質が著しく低くなる」というデメリットがあることは否めません。料金が安くてもあまりにも品質が悪いと、本来の役割を果たさないリスクがあります。デザイナーズ診察券は、ただ単にクリニック名が印刷されたカードを提供するのではなく、診察券によってクリニックにポジティブな印象を付加することを目的としたサービスです。「格安・激安」によって品質を極端に落とすことは、その目的と相反しています。診察券なら、何でもいい。そう思うクリニックには「格安・激安」はいい選択かもしれません。しかし実際には、何でもいいというわけにはいかないですよね。

最低ラインを超える品質が必要

目的や役割をきちんと果たすためには、最低限の品質が必要です。わかりやすい例として、運動会の競技「玉入れ」をイメージしてください。

例:玉入れ01

下から玉を投げて上にある籠に玉を入れる競技ですが、いくら沢山玉を投げても、籠よりも高く投げなければ絶対に籠に玉を入れることはできません。籠に玉を入れるためには、籠の位置よりも高く玉を投げなければならないのです。

例:玉入れ02

これと同様に、診察券にも最低限求められる品質というものがあります。料金が格安・激安でも品質が悪ければ、思い描く成果は期待できないというリスクがあり、それはまるで投げても籠に入ることのない玉入れのようです。小さな物事でも「うまくいく」ためには、最低限の条件をクリアする必要があります。「格安・激安」を優先するということは、実は自分から成功率を低くしていることなのです。

診察券の品質はデザインと印刷

診察券の品質とは何なのか?それは内容(デザイン)と印刷仕様です。この2つは共鳴し合う要素で、切り離して考えることはできません。デザインがいくら魅力的でも印刷がチープなら意味がなく、印刷が立派でもデザインがひどければ魅力的な診察券にはなりません。「デザインがよければ印刷は何でもいい」というわけではなく「印刷がよければデザインは何でもいい」というわけでもないのです。当たり前と言えば当たり前のことですが、「格安・激安」の場合どちらかが欠落していると考えていいでしょう。「いいもの」を手に入れるにはお金がかかるからです。

また、多くの人が誤解をしてしまうのが「印刷は同じ」ということです。印刷は、仕様がほどんど同じでも印刷機が違えば品質が変わってきます。デザインの品質も同様に「同じ」ではありません。そして料金を比較する際、手に入る品質と照らし合わせて正確に優劣を判断できる人はほとんどいません。厳密に品質を比較するためには、印刷をよく知るデザイナーレベルの知識が必要になるためです。

デザインを低コストで提供する工夫

良かれと思って制作したのに、品質が低くてネガティブな印象になってしまう。その傾向はデザインに顕著に現れます。診察券のように小さなデザイン制作でも、それなりに実績の豊富なデザイン会社なら、デザイン料が10万円を超えることも不思議ではありません。デザイナーの仕事は専門職であるため比較的高額な人件費が必要となり、アマチュアでない限り1日働いて2、3万円ということは絶対にありえないのです。そしてデザイン制作において意外と知られていないのは、依頼主とのコミュニケーションに時間と労力を割いているということ。依頼主の意向を知るために打ち合わせやデザイン案が必要になり、そのための人件費がどうしても必要になります。この部分をうまくやりくりすれば、品質を落とさずデザインを提供できるのです。

デザイナーズ診察券ではあらかじめ多くのデザインを用意し、それを注文する人が選ぶことでコミュニケーションにかかるプロセスをスマートにしています。たくさんのデザインを用意するのは大変手間のかかることですが、これによりデザインの品質を落とさず低コストで提供できるのです。

ブログライター

WRITER

ながしま 明

いつくかのデザイン事務所勤務を経て、2006年有限会社デザインウルフを設立。多くの企業の商品やサービスについてブランディング、販促活動をデザインにてサポート。ロゴ、WEB、印刷、映像、コピーと職種を超えるマルチクリエイター。