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ロゴのデータ形式について

2023.3.14

ロゴのデータ形式について

近年ではロゴを使っているクリニックが増えています。WEB、看板、診察券と違ったシーンにおいて共通のロゴを使うことで、利用者が「同じもの」と認識しやすくなるメリットがあります。そのため、WEBや看板でロゴを使っている場合には診察券にも同じようにロゴを配置することをお薦めしています。ロゴのデータはご注文後にEメールに添付して送っていただくことになりますが、データの形式については以下をご参照ください。

場合によっては使えない画像データ

場合によっては使えない画像データ

画像データは「ビットマップ形式」のデータです。拡大するとわかりますが、データはドットの集合体です。パソコンやスマホなど画面に表示するのは低解像度でも問題ありませんが、印刷でシャープな線を再現するためには高解像度のデータが必要となります。解像度が高ければ印刷でも「使える」ことになりますが、白抜きやモノクロ変換といった操作がしにくいデータなので、画像のロゴデータは「印刷では使えない」と思った方がいいでしょう。

ロゴデータはベクトル形式

ロゴデータはベクトル形式

ロゴを診察券で使用する場合は「ベクトル形式」のデータが必要です。一般にはアドビのイラストレーター(Adobe Illustrator)で制作されたデータになります。こちらのデータは画像のように解像度に依存しないため、1mmといった極小サイズから100メートルといった巨大なサイズまで使える万能データです。診察券に使うロゴデータは、こちらをEメールで送っていただきます。

イラストレーターで制作されたベクトル形式のデータ

使えないデータ形式

エクセル、パワーポイント、PDFに貼り付けられたロゴは、印刷に使用することができません。ただし、PDFでどんなに拡大してもきれいに表示される場合は、イラストレーターから変換されたベクトル形式のデータですので、こちらは印刷に使用することができます。データがどうしてもない場合は、ロゴの写真を撮って送っていただきます。ロゴの形状にもよりますが、こちらで限りなく近い状態に再現しますのでご安心ください。

よくわからなかったら…

上記を読んでもよくわからない方は、制作会社が納品したデータ一式をEメールでお送りください。

ブログライター

WRITER

ながしま 明

いつくかのデザイン事務所勤務を経て、2006年有限会社デザインウルフを設立。多くの企業の商品やサービスについてブランディング、販促活動をデザインにてサポート。ロゴ、WEB、印刷、映像、コピーと職種を超えるマルチクリエイター。

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