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診療科目を意識したデザインの診察券

2025.1.8

診療科目を意識したデザインの診察券

診察券のデザインを選ぶとき、どんなデザインにしたらいいのでしょうか?親しみやすいクリニックを目指しているから優しい雰囲気のデザインにしたい。的確な医療を提供するのでシンプルで安定感のあるデザインにしたい。など、クリニックによって様々な思いがあることでしょう。

どんなデザインにしたらいいのか、あれこれ考え過ぎて決まりかねている院長先生にお薦めなのは「原点に戻ってシンプルに考える」ことです。つまり基本に忠実に、ということですね。極端なことを言えば、歯科クリニックの診察券なら「歯医者がイメージできる」デザインならそれでいいわけです。クリニックの名称が印刷されていて歯医者の雰囲気がデザインされていればOKという基本中の基本をクリアしていれば、デザイン選びで失敗することはありません。もちろん歯科らしくない歯科をコンセプトにしたクリニックもあるでしょう。しかし、歯科クリニックのほとんどは「歯科らしい歯科」なので、歯科クリニックの診察券が歯科らしい診察券になっていることが、患者さんのユーザビリティーにも配慮していると言えるでしょう。

だったら「歯のマーク」がデザインされてないとダメなの?と思ってしまいますが、歯や目や耳といった具体的な造形が必ずしもデザインされていなくても問題ありません。ポイントは「科目を感じることができる」デザインならOKということです。

診療科目を意識したデザインの診察券02

例えば、この診察券のデザインは柔らかく透明感のあるデザインですが、ここに眼科のクリニック名が入れば眼科クリニックの雰囲気がとっても漂うデザインになります。このデザインにある透明感のある円形は水や雫にも見えますが、眼球の角膜や眼鏡やコンタクトレンズをイメージすることもできます。円形が2つあることも、左右の2つの目を感じさせます。このようなデザインは眼科にピッタリなデザインと言えるでしょう。デザインが決まればあとは配色をクリニックのテーマカラーに合わせるだけ。肌の角質や浸透のイメージもあるため、皮膚科にもお薦めできるデザインです。

診療科目を意識したデザインの診察券03

診療科目を意識したデザインの診察券04

デザイナーズ診察券では、感性を刺激する素敵なデザインを多数ご用意しています。個性あふれる診察券のデザインをぜひご覧ください!

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ながしま 明

いつくかのデザイン事務所勤務を経て、2006年有限会社デザインウルフを設立。多くの企業の商品やサービスについてブランディング、販促活動をデザインにてサポート。ロゴ、WEB、印刷、映像、コピーと職種を超えるマルチクリエイター。

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