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ロゴと診察券のデザイン

2017.7.4

クリニックのロゴ

デザイナーズ診察券では、クリニックのロゴを診察券にレイアウトすることができます。ロゴをレイアウトする作業は経験豊富なデザイナーが行います。ロゴを診察券に使う場合には、いくつか気をつけることがあるので簡単に紹介したいと思います。

ロゴの見え方を決めておく

クリニックのロゴには大きく3つのタイプがあると思います。ひとつはマークだけ、もうひとつはクリニック名がロゴになったもの、そしてマークとクリニック名をセットにしたロゴです。プロのデザイナーに依頼して制作したロゴから、院長先生がデザインしたものまでコンディションは色々あると思いますが、ロゴを使う際に最も注意しないといけないことは「見え方」の整合性です。

ロゴを使用するシーンは、看板、WEB、パンフレットなど。ロゴはクリニックのシンボルとして機能するデザインなので、ロゴを使用するサイズやメディア(紙や画面)は違っていても、同じ見え方をしている必要があります。なぜなら同じ見え方をしていることで、見る人が「同じクリニック」と認識することができるからです。看板では青、WEBでは黒、パンフレットでは白というロゴでは、利用者に対してあまりにも「不親切」ということになりますよね。

ロゴの見え方を統一する

診察券にロゴを配置する場合にも、看板やWEBと同じ見え方をしていることがベストです。デザイナーが制作したロゴの場合、あらゆる使用用途を考慮して、フルカラーや白抜き、1色使いのパターンが用意されていると思いますが、露出の多いものについては同じ見え方になるようコントロールしましょう。

ロゴを中心にしたシンプルな診察券

ロゴの印象を邪魔しないとてもシンプルなデザイン

クリニックのロゴがある場合、診察券のデザインはどのように考えればいいのでしょうか?ロゴ(特にマーク)がクリニックの顔として機能している、あるいはロゴマークのデザインにわかりやすい特徴がある場合は「診察券のデザインの中にロゴを配置する」のではく「ロゴをメインにしてデザインを添える」という感じに、ロゴを起点に考えるといいでしょう。看板、WEB、パンフレットなどにロゴが大きく使われていて、クリニックの印象がロゴを中心にコントロールされている場合には、診察券だけ他のものと違った印象にならないように、しっかりとロゴを出していく。それが基本です。デザイナーズ診察券では、ロゴの印象を邪魔しないとてもシンプルなデザインを用意しています。ぜひ、一度チェックしてみてください。

診察券のデザイン一覧

印刷に使用できるロゴデータ

印刷に使用できるロゴデータ

印刷に使用できるロゴのデータは、原則としてベクトルデータです。画像のビットマップデータと違い、解像度に制限がなく自由にサイズを編集することができるデータです。Adobeのイラストレーターで制作されたもの、またイラストレーターで制作したものをPDF保存したものがそれに該当します。ファイルの拡張子は「.ai」PDFの場合は「.pdf」になります。色の配色は印刷に適したCMYKで配色されたものが使用できます。WEBなど画面表示に適したRGBで配色されたデータの場合は、印刷用に再配色する必要があります。解像度の高い画像データ(jpgやtif)でも印刷に使用することができますが、背景に色を配色したりサイズが足りなかったりと、ベストなコンディションで印刷データをつくることができません。

ロゴデータを持っていてデザイナーズ診察券で診察券をつくる場合は、注文後にEメールでデータを送ってもらいます。イラストレーターのロゴデータを送ってくださる方の他にも「ロゴのオリジナルデータが見つからない」「紙に印刷されたものしか持っていない」という方も多くいらっしゃいます。その場合には、注文後に資料として写真で撮影したものやサイズの小さい画像データを送ってもらい、こちらで可能な限り近い形状や色でロゴを再現して印刷しています。

ブログライター

WRITER

ながしま 明

いつくかのデザイン事務所勤務を経て、2006年有限会社デザインウルフを設立。多くの企業の商品やサービスについてブランディング、販促活動をデザインにてサポート。ロゴ、WEB、印刷、映像、コピーと職種を超えるマルチクリエイター。

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