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予約シールと合わせて使う診察券

2021.8.10

予約シールと合わせて使う診察券

予約制のクリニックでは、利用者が忘れないよう診察券の裏面に予約日時を書き込みます。毎週あるいは週2回といった間隔で通院する場合、予約日時を書き込む記入欄はすぐに埋まってしまいます。診察券を都度交換していたらコストがかかる。そこでよく使われるのが「貼り替えのできる予約シール」です。

以前は販売しなかった予約シール

デザイナーズ診察券で予約シールの販売を開始したのが2018年、いまから3年前です。それまでデザイナーズ診察券では予約シールを取り扱っていませんでした。なぜ、予約シールをラインナップしなかったかというと、裏面に貼り替えて使う予約シールというものが、デザイナーズ診察券のコンセプトと合わなかったからです。診察券に部分的に貼られたシールは、率直に言ってあまり見た目がいいとは言えません。「クリニックにポジティブな印象を」というのがデザイナーズ診察券のコンセプトなので、どうしても予約シールという存在を肯定できませんでした。

裏面全面に貼る予約シール

しかし、ご注文いただいているお客さまの中には「予約シールを注文したい」というご希望もいただいていましたので予約シールの仕様を何度も検討し、部分的に貼るのではなく「裏面全面に貼るシール」なら美観を損ねないという結論に達しました。デザイナーズ診察券では2018年から記入しやすさを考慮しつつ16回分の記入欄をデザインした既製品の「ベーシックタイプ」と、クリニックがオリジナルで制作できる「オリジナルタイプ」の販売を開始しました。

予約シールを使ってもスマートに

部分的に貼る予約シールは、変更部分に簡易的に貼る訂正シールと同じく、あまりスマートではありません。ミスがあった時の苦しい言い訳のように、どこか安っぽく感じてしまいます。しかし、はじめから裏面全体を予約確認のためのスペースとして設定してあるなら、そんなにチープな印象は受けないでしょう。裏面全面に貼るシンプルな予約シールは、機能的でありながらクリニックの信頼性を損ねない賢い選択です。

裏面に貼る予約シールには、番号、名前、予約日時といった手書きで記入するスペースが設けられています。既製品のベーシックタイプを使う場合はシール部分にクリニックの情報が記載されていないため、反対面の表面にはクリニックに関するすべての情報が記載されている必要があります。表面にはクリニックの情報、裏面には患者さんの情報。そのようにシンプルに整理することで、とってもスマートな診察券になりますね。

予約シールを使う場合は診察券の裏面を無地に

裏面に予約シールを使う場合には、診察券の裏面を無地(何も印刷しない)にすることをお薦めしています。予約シールは貼ってはがせる「再剥離」のシールですが、下地が透けるほど薄い紙製のシールになります。ベースとなる診察券に印刷されているものや既に記入した書き込みがあると、新しく予約シールを貼ったとしても下地が透けてしまい、新しい書き込みに干渉して見づらくなってしまうのです。(参照:予約シールの透け具合について)次の予約日を診察券に記入することは患者さんに配慮した行為ですが、それが読み取りにくい状態だったら台無しですよね。だから、予約シールを使う場合には診察券の裏面を無地で制作しましょう。

診察券の裏面を無地で制作

予約シールを使う場合の表面デザインは?

予約シールを使う場合には、電話番号や受付時間などクリニックの情報が表面にすべて記載されている必要があります。デザインを選ぶ際には、クリニックの情報がすべて記載されることを前提にデザインを選びましょう。カードサイズの診察券に文字情報がぎっしり詰まっていると「見にくく読みにくい」診察券になってしまうため、記載する情報は最低限に収めるようにしましょう。例えば、郵便番号やWEBのURL、保険証についての補足などは絶対に記載しないといけない文章ではないため、割愛してもいいかもしれません。

では、どんなデザインが最適なのか?デザイナーズ診察券では、予約シールの使用を前提にしたデザインがたくさんご用意しています。

予約シールを使う場合の表面デザイン01
予約シールを使う場合の表面デザイン02
予約シールを使う場合の表面デザイン03
予約シールを使う場合の表面デザイン04

予約シールを使う場合、予約シールを使わない場合、どちらにしても診察券はクリニックのオペレーションのためだけでなく、利用者のためのものでもあります。利用者にとって見やすく使いやすい診察券にすることが何より大切です。小さなアイテム「診察券」に利用者のユーザビリティーや気持ちに配慮することは、クリニックの信頼とポジティブな印象に必ずつながると考えています。

ブログライター

WRITER

ながしま 明

いつくかのデザイン事務所勤務を経て、2006年有限会社デザインウルフを設立。多くの企業の商品やサービスについてブランディング、販促活動をデザインにてサポート。ロゴ、WEB、印刷、映像、コピーと職種を超えるマルチクリエイター。