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おしゃれな診察券

2020.7.2

おしゃれな診察券

デザイナーズ診察券ではたくさんのデザインをご用意しています。クリニックの個性にピッタリ合う、かわいい診察券、ポップな診察券、明るい診察券、シックな診察券、シンプルな診察券など、多様なテイストのデザインを掲載し、気に入ったものを選んで注文できる、それがデザイナーズ診察券です。WEBを見た方、注文をした方からは、デザイナーズ診察券のデザインを「おしゃれな診察券」と呼ばれることがあります。もちろん「おしゃれ」をトッププライオリティーにしてデザインしているつもりはありませんが、そう評されるのは嬉しいことです。今回はその「おしゃれな診察券」について、少しだけ掘り下げて考察してみたいと思います。

おしゃれ(お洒落)の意味は?

日常的に使っている「おしゃれ(お洒落)」ですが、辞書によると以下のようなことが書いてあります。

  • 髪形・化粧・服装など身なりに気を配ること
  • 気のきいた服装や化粧で身なりをととのえていること。
  • 当世風で気のきいていること。

言葉の始まりとしては、服装を含むファッションから由来しているようです。現代では「おしゃれなバス」「おしゃれなランチ」など、ファッション以外のことも多く形容することが多く、目に見える外見だけでなく、行動や様式のことも「おしゃれ」と言うこともありますね。本来の意味では「だらしない服装ではなく整った身なり」という、TPOを考えられたマナーがあることを指しているようです。さらに「気の利いた」という説明があります。気が利く、というのは心が行き届くことを言うので「心が行き届いてマナーがあること」をおしゃれという言葉にしたのかもしれません。「当世風」というのは現代的ということで、モダンであるということもおしゃれの1つの要素と言えるでしょう。

おしゃれなバッグ・おしゃれな食事・おしゃれな街

現代の「おしゃれ」の条件は?

このブログを書いている本人が、おしゃれとはほど遠い人間なので、「おしゃれ」について掘り下げていくのは少々照れくさい思いではありますが、現在私たちがどういうものについて「おしゃれ」と感じているのかを、少し紐解いてみましょう。

  • コンセプトがあるもの
  • 優美(スマート)なもの
  • 細部へのこだわりがあるもの
  • 現代的(モダン)なもの
  • 希少性があるもの

コンセプトがある、つまり成り立ちに「意思」があることは、おしゃれな物事の原点です。魅力的な店にしよう、楽しい時間にしよう、柔軟な会社にしよう、など。意思を持って生まれたものには人を動かす魅力が宿ります。服や化粧にしても「きれいになりたい」「3割増しに魅せたい」といった意思があってこそ「おしゃれ」になれるのだと思います。意思もなくぼんやりと生まれたものに、「おしゃれ」さを感じることはないですよね。

優美(スマート)で、細部へのこだわりがあることも「おしゃれ」の重要な要素です。雑然としたものや、細部に手抜きが見られるものは「おしゃれ」とは言えません。大変手間がかかることも決して表面に出さず、大胆かつ軽やかに表現されているものを、私たちは「おしゃれ」と呼んで賞賛しています。そして、同じようなものがあまりない、という希少性もポイントです。世界中すべての人が持っているものを「おしゃれ」とは言いません。ありそうでない、または見たことがない、といったものについて「おしゃれ」と反応してしまうのです。

おしゃれなデザイン

では、おしゃれなデザインって何?ということになりますが、デザイン以外のものに対して「おしゃれ」と感じていることと、まったく同じ定義が当てはまります。

  • コンセプトがあるデザイン
  • 優美(スマート)なデザイン
  • 細部へのこだわりがあるデザイン
  • 現代的(モダン)なデザイン
  • 希少性があるデザイン

デザイナーズ診察券のデザインが「おしゃれ」と言っていただけるのも、このような条件を満たしているからです。デザインの是非については、もちろんデザイナーの美的感覚の違いも大きいでしょう。しかし、最も重要なのはデザインに意思があるかどうかです。デザイナーズ診察券のデザインは「クリニックと患者さんをパッと明るくする診察券」というコンセプトのもとに生まれています。「クリニックを明るくする」とはクリニックの運営に寄与すること、「患者さんを明るくする」とは手にするだけで明るい気持ちになれる診察券をつくりだすことです。デザインテイストは多様ですが、すべて同じコンセプトに基づいてデザインしています。「診察券ってこんな感じでしょ…」と何となくつくられたものとは、明らかに違うのはそのためです。

おしゃれな診察券

一般的に「おしゃれ」と感じるのは、優美さや大胆さが前に出ているものが多いと思います。具体的にどのようなデザインを多くの人が「おしゃれ」と感るのか。それを言葉で形容するのは難しいですが、義務や事情に縛られたかな窮屈なデザインよりは、伸び伸びとした自由な感覚でデザインされたものの方が「おしゃれ」という印象につながります。また、デザイナーズ診察券のデザインは、他社で提供しているものとテイストがかなり違うので「希少」と言えるでしょう。そのような点を前提に、デザイナーズ診察券のデザインからいくつかのデザインをご紹介します!

イラストを大胆に大きくレイアウトした診察券

デザインNo.はC_1031〜1040。イラストを大胆に大きくレイアウトした診察券です。ビビットなカラーリングで間違いなく印象に残るデザインです。診察券のデザイン C_1001〜1100に掲載しています。

楕円形を交差させて個性的な形に表現した診察券

デザインNo.はC_1301〜1310。楕円形を交差させて個性的な形に表現した診察券です。絆創膏のような雰囲気で優しく労り、重なり合った部分がハートの形になっています。クリニックが患者さんを真心で労るコンセプトが息づくデザイン。押し付けがましくなりそうなマインドを、軽やかでスマートに表現しています。診察券のデザイン C_1301〜1400に掲載しています。

デザイン面を2分割しただけの究極のシンプル診察券

デザインNo.はC_1321〜1380。デザイン面を2分割しただけの究極のシンプル診察券です。白地を含む左右の色の響き合い、ただそれだけのデザインなのに1000年以上使えそうなほどモダンな雰囲気を持っています。超シンプルかつ超モダン。おしゃれで洗練された診察券のデザインです。診察券のデザイン C_1301〜1400に掲載しています。

2色のドットパターンのポップな診察券

デザインNo.はC_1601〜1610。2色のドットパターンのポップな診察券です。右上に配置されたクリニック名は縦組みで、横組み表記が多い世の中で目新しいモダンさがあります。診察券のデザイン C_1601〜1700に掲載しています。

診察券は名刺と同じく、患者さんにクリニックの情報を伝え、来院時のオペレーションをスムーズにする小さなツールですが、クリニックの印象を訴求できるデザインアイテムでもあります。診察券でポジティブな印象を与えることができれば、クリニックを利用する意欲に貢献することができます。ポジティブな印象を与えること、クリニックの雰囲気を伝えることが、診察券のデザインにとって大切なことで、「おしゃれ」かどうかはあまり基準にする必要はないと思いますが、「おしゃれ」に越したことはないですよね。診察券のデザインはデザイン一覧のページにて確認できます。ぜひ、ご覧ください!

ブログライター

WRITER

ながしま 明

いつくかのデザイン事務所勤務を経て、2006年有限会社デザインウルフを設立。多くの企業の商品やサービスについてブランディング、販促活動をデザインにてサポート。ロゴ、WEB、印刷、映像、コピーと職種を超えるマルチクリエイター。

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